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親知らず

Wisdom tooth

親知らずとは、大人の奥歯の中で最も後ろに位置する歯であり、智歯(ちし)とも呼ばれています。永久歯の中で最後に発育する歯で、10代後半から20代前半に生えてきます。

親知らずは一般的に、上あごの左右2本と下あごの左右2本の計4本ありますが、もともと親知らずの無い人や、必ずしも4本が揃っていない人など個人差があります。親知らずの生えてくる場所が不足している、あるいは萌出方向が通常と異なるために、埋まったままの状態だったり、傾いてきちんと生えてこないことがあります。完全に生えきらない親知らずは、汚れが溜まりやすく歯磨きしにくいので、虫歯になりやすく、痛みや腫れの原因になります。

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CTによる親知らずの検査

当院ではCT撮影して親知らずの位置関係を立体的に診査・診断することでより安全に処置ができます。

従来のパノラマレントゲンが2次元で平面的あるのに対して、CTは3次元(3D)で立体的に画像をとらえることができます。これにより、2次元では捉えることができなっかた細かな部分を正確に診断することが可能となります。CT画像の診断により、経験と勘に頼ってきた部分の診断に客観性を加え、炎症原因や、神経の位置などの確定ができ、安全で効率的な治療を行えます。

親知らずの審査の他にも、インプラント治療の術前の検査、術中術後の確認、歯根の破折などの炎症の原因確定、上顎洞炎・のう胞の診断を平面だけではなく、3次元を映し出し正確な検査を院内で行うことができます。

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親知らずは抜いたほうが良い?

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親知らずを抜かないリスク

①親知らずの病気(むし歯・歯冠周囲炎など)が悪化する

親知らずは、奥にあり、きれいに生えていない場合も多いため、むし歯治療が困難だったり、メンテナンスが不十分だったりします。むし歯があれば、悪化して痛みが出ることがあり、歯冠周囲炎であれば、腫れや出血を繰り返すことがあります。

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②親知らずの手前の歯が病気(虫歯や歯周病など)になる

親知らずの手前の歯(7番目の歯、第二大臼歯)は、生涯に渡り残しておきたい歯です。

親知らずがあるために、手前の歯の清掃が困難でむし歯になってしまったり、歯周病で歯を支える骨を溶かしてしまうことがあります。

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親知らずを抜くリスク

①術後に腫れや痛みが出ることがある

抜歯をしている間は麻酔をするため、痛みを感じることはありません。しかし、麻酔が切れた時に痛みが出ることがあります。

3日程度は痛み・腫れが予想され、痛み・腫れが気にならなくなるまで1~2週間かかることがあります。処方される抗生物質、痛み止めの用法・用量を守って服用しましょう。

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②「移植」という選択肢がなくなる

親知らず以外の奥歯を抜歯しなければいけなくなった場合、抜歯してできた「穴」に、親知らずを「移植」し、再び噛める状態にできることがあります。

親知らずを抜歯してしまうと、「移植」に利用できる歯がなくなり、「移植」という選択肢がなくなります。

歯牙移植
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