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今年もアメリカで勉強してきました 第15回ISPRD

  • 執筆者の写真: 真登 西川
    真登 西川
  • 6月19日
  • 読了時間: 6分

更新日:6月24日

今年もアメリカで最新の歯科を勉強してまいりました。


今回はアメリカ ボストンにてISPRD(歯周病・保存修復歯科 国際シンポジウム)に4日間参加してまいりました。



当院の患者さんには長期休診となり、ご不便をおかけしまして申し訳ありません。

今後も継続的に参加するため、予約が取りにくい状況になる可能性がありますが、より良い歯科医療を提供するのに必要なため、どうぞご理解のほど宜しくお願い致します。



このISPRDというのは歯科において世界最高峰の学術大会で、3年に1回アメリカ ボストンで開催されます。

ISPRDでは歯科界のスーパースターが講演されます。

今回のISPRDでも思わずびっくりする先生方が発表されており、「とうとう自分もこんな先生方の発表を聞ける場まで来れたか」と非常に感慨深いものがありました。





盛況ぶりがなんとなく伝わるでしょうか?


今回のISPRDも世界中から歯科医師が多数参加されておりました。

参加者人数は約1500名と伺っております。


今回も朝8時〜夜19時過ぎまで4日間みっちり勉強してきました。


講演内容は守秘義務があるため詳しくは書けないのですが、今回の内容もインプラント関連の講演が多く、


・インプラントは一生ものではない

・インプラントしても定期検診が必要である

・インプラントにならないように(自分の歯が抜けないように)しないといけない


というような内容がありました。インプラントの失敗症例も多数発表されていました。



当院のホームページで記載している通り


当院ではインプラントを推奨しておりません。

その理由はインプラントの炎症(インプラント周囲炎)になると、何をしても治癒しないからです。


また、他のスーパースターの先生方の発表も拝聴させていただき、とても興奮・感動しました。



今回はボストンでの学会参加ということで、機会に恵まれて野球観戦することができました。

球場はアメリカ最古の球場ボストンのフェンウェイパークで、ボストン レッドソックス対ニューヨーク ヤンキースの一戦を途中から観戦することができました。



野球といえばメジャーリーグが本場ですから、球場に足を踏み入れただけで感極まりました。


試合は8回まで1対0でレッドソックスが勝っており、このままレッドソックスが勝つような雰囲気でした。

しかし、最終回9回でメージャーリーグのスーパースター ニューヨークヤンキースのアーロン・ジャッジ選手がホームランを打って同点になったのです。



このホームランを打つまでの雰囲気はかなり異常でした。

フェンウェイパークはボストン レッドソックスのホームグラウンドですから、地元のファンのヤジやブーイングが尋常ではありませんでした。

地鳴りのようなヤジで、半端じゃなかったです。


しかし、ジャッジは打ちました。地鳴りのようなヤジを物ともせず。


普通の選手なら実力の半分も出せないような状況だったと思います。

それぐらい異常な状況でした。当然、普通の選手なら三振かゴロでアウトでしょう。


ホームランを打つことができたのは、ジャッジ選手の才能も もちろんあるでしょう。

しかし、それだけであのようなホームランは打てないはずです。

おそらく彼は日々圧倒的な努力を継続しており、ホームランを打つことができたのだと思います。


私も歯科において継続的な努力を生涯していきたいと再確認できました。


(ちなみにこのホームランの後、延長線に突入し、暴動が起きそうなほど盛り上がっており、次の日も朝から学会参加だったので早々に帰りました。

次の日ニュースで調べたらレッドソックスがサヨナラ勝ちしており、異常な盛り上がりっだっただろうなと思います!)





最後に以前紹介した前歯が折れた20代の患者さんの症例を紹介します。




この方は、折れた前歯を抜いてインプラントを勧められました。

抜歯する以外の治療法は無い、と総合病院で診査診断を受け、当院にセカンドオピニオンで来院されました。


患者さんは20代の方です。

インプラントは70年80年もつ治療方法ではありません。この方が選択するには早すぎる治療方法です。


自分がこの患者さんの親なら、我が子に生涯持たないインプラントを願いますか?


当院では、できる限り自分の歯をもたせる治療を行いますので、患者さんに説明と同意のもと、保存療法を行いました。



型取りの前の、歯の形を整える動画がこちらになります。

当院ではマイクロスコープを使用して治療を行います。







セラミックの被せ物を装着した現在の状態と比較します。





現在も症状なく機能・維持しております。

今後も慎重に経過観察行っていきます。




こちらの治療の詳細は↓



ちなみにこのような治療は日本の歯科医師国家試験に合格しても行うことはできません。

なぜなら、そんな問題は出ないからです。


このような状態だが、患者さんの幸せを願うなら最適な治療方法はどれか?

こんな問題は出ません。ですがそれこそが日本の歯科の問題なのです。




なぜこんなに継続して勉強するのか?


目の前の患者さんにできるだけ良くなってほしいからです。

他に理由はありません。


医療という仕事は他人のために行う仕事です。自分のことは2の次 3の次なのです。

その気持ちが根底にない方は医療の仕事をするべきではありません。


10年前の歯科治療と現在の歯科治療

どちらの方が優れていると思いますか?



勉強している歯医者さんと勉強していない歯医者さん

あなたはどちらに診てほしいですか?



あなたはどう思いますか?



私がどのような想いで歯科の勉強をしに行くかは、↓こちらでも記載しております。



勉強していない歯医者さんに診てほしい方は当院には来ない方が良いです。



今後も歯科の仕事を続ける限り歯科の勉強を継続していくことを誓います。




当院では非常に精密な診療を1人の患者さんに対して長時間行なっているため、手が離せず電話に出られないことがあります

その際は留守番電話にお名前・電話番号・ご用件のメッセージを残していただくようお願い致します。

ご不便をおかけすることがありますが、どうぞ宜しくお願い致します。


もしご自身の歯のことで相談したい方がいらっしゃったら、当院では現在1ヶ月に10名まで無料相談させていただいております。


現在、治療の予約がかなり埋まっており、7月中旬ごろまで予約が埋まっております。

診療時間外の時間で相談させていただいております。


相談希望の方は当院までお電話か問い合わせメールをお願い致します。留守番電話になればお名前・電話番号・ご用件を入れていただければ、あとでこちらからご連絡させていただきます。

実際に診査診断を希望される場合は、別日に来ていただいてお口の中の資料どりさせていただきます。(現在税込6600円頂いております)


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